Live hacks 大橋悦夫
本の要約は次のとおりです。
- 最優先課題を知る
- 時間の使い方を改める
- 望ましい行動を植え付ける
- 「備え」を厚くする
- 進歩の軸に沿って未来のための「タネ作り」をする
ドラッカーの引用:今後の労働者の要件
- 「何のために何をするのか」という仕事の定義づけが主体的にできること。
- 自らを律する規律を持つこと
25P:最優先事項を書き出す
現在あなたが抱えている最優先で取り組むべき課題を紙に箇条書きで書き出して下さい。(5分間)
38P:時間管理
重要、重要ではない、緊急、緊急でない、という項目を行列にして、4つのグループに仕事を分ける。
緊急でない重要なことをする量を増やして行こう。
- 人間関係作り
- 準備や計画
- 予防
- 勉強や自己開発
48P:いいこと
- 自分に降り掛かる出来事はすべていいことである。
ものが壊れても、それは新しいものを購入するチャンスや本当は不必要な物ではなかったか?
海外旅行で盗まれた財布の事件も新しい人との出会いのきっかけに。
出会う出来事をすべてポジティプに受け止めよう。
感じ方は他人は関係なく自分の感じ方で決まる。
- 「来週ならいつでもOKです」と言っていないか?
ある作業に対しては締め切り期限を決めて、予定どおり進める努力をしよう。
84P:空き時間にできるリスト
移動時間や人との待ち合わせの時間という空き時間にできることを書き出そう。隙間時間を活用して、ゆっくりした時間を確保しよう。
- 電話やメールによる事務連絡
- 読み終えた本の内容をメモに残す
- 参照しなくなった書類を処分する
- 自分の信念カードに目を通す
- 習慣を見直す
122P:現状の仕事に見直す
今、取り組む仕事がうまく進んでいるかチェックする。
1. 今の先にある現実を書く
- チームのメンバーの誰がやっても同じ結果が出せるようになる。
間違いのない仕事を繰り返し再現できる。
新しいメンバーが入ってきた時の導入研修や引き継ぎの時間を短縮できる。
- マニュアルをかくことによって、自分でも勉強になる。
マニュアルを書く事によって、自分でも勉強になる
自分ではわかったつもりのことが、実はあやふやにしか理解できていなかったことに気づける。
自分であやふやにしか理解できなかったことをまとめることをで、チーム全体にも貢献できる
マネジメントのトレーニングになる。
2.今を改善する方法を書く
- 間違いの無い仕事を繰り返し再現するにはどうすれば良いのか?
うまくいった仕事の進め方を記録に残しておく
チームミーティングの際に、めいめいがこの記録を持ち寄り、交換する。
-
166P:勉強法
1. 何を勉強すればよいのか?
すぐに不要になるノウハウに頼っていないか?
2. どのように勉強すればよいのか?
勉強を始めるのは今の仕事が片付いてからにしよう、と思っていないか?
目先の利益を縛られていないか?
みんなと同じ"肥料"を使っていないか?
3. 勉強したことを活かすにはどうすれば良いか?
本を読み「良い」内容で行動を変えたか?
受けたセミナーや研修の成果で行動を変えたか?
193P:本の内容を活かすには
身に付く->行動が変わる。どうやれば、
読んだ本の内容を仕事に活かす方法
- ざっと一通り読む
- 気になった箇所を質問化する
- 各質問に答えて行く
- 質問にYESとと答えられない、あるいはピントとこなければ本文を読む
- 3に戻る
202P:セミナーや研修からの成果で行動を変えたか?
受講したセミナーの内容を仕事に活かす方法
1. 受講前に受講の目的を書き出す。
OOについて人に語れるようになる。
OOをもっと楽にできる方法を身につける
OOの進め方について回りの人と意見交換する
2. 受講中に、受講後のタスクを書き出す
やろうと思ったことを、すぐにできるレベルにまで分解し、普段使っているタスクリストに盛り込む。
3. 受講後に、受講内容を人に話して聞かせる。
「ランチおごるから、オレの模擬セミナーを聞いてくれ!」
- 作者: 大橋悦夫
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2008/04/22
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